【コラム】寝る前に効く5つの「おやすみルーティン」

#ルーティン具体的なやり方効果のメカニズム・エビデンス
1🛀 ぬるめの入浴を就寝90分前に40〜42 °Cのお湯で10〜15分。お風呂上がりに水分補給&室温26 °C前後でクールダウン体温がいったん上昇→皮膚から放熱して深部体温が下がることで眠気が強まり、入眠時間が短縮することがメタ解析で確認済みである。
2🌇 デジタル日没&間接照明就寝60分前にスマホ・PCをしまい、照明を2700 K以下の暖色に。どうしても使う場合はナイトモード+輝度20 %以下夜間の高照度・ブルーライトはメラトニン分泌を抑制し、寝付きと睡眠時間を悪化させる報告がある。
3🌬️ 4-7-8 呼吸+軽いストレッチ鼻から4秒吸う→7秒止める→口から8秒吐く ×4〜6セット。仕上げに首・肩・腰をゆっくり伸ばす副交感神経が優位になり、心拍数・血圧が低下。HRV(心拍変動)が改善した研究が報告 されている。
4📓 グラティチュード・ジャーナルベッドに入る前、「今日よかったことを3つ」箇条書きで書く(1分もあればOK)感謝を意識する習慣はストレスと心理的苦痛を減らし、睡眠障害を軽減することが最新研究で示唆されている。
5🕰️ 就寝・起床時刻を毎日固定し、同じ順番の“寝る儀式”例:間接照明→歯みがき→読書10分→呼吸法→就寝、を毎晩30〜60分かけて同じ順序で一貫したスケジュールが概日リズムを整え、脳が「今は眠る時間」と学習して自然に眠気が訪れると言われている。

コツと注意点

  • 5つ全部を完璧にやる必要はありません。気に入った2〜3個から始め、習慣化していきましょう。
  • 寝る3時間前までにカフェイン・アルコール・高強度運動を済ませると、さらに効果アップ。
  • 2週間以上続けても「寝付きが30分以上かかる/夜中に何度も起きる」状態が改善しない場合は、睡眠専門医や睡眠改善インストラクターにご相談ください。

今日から“自分だけの就寝ルーティン”を育てて、深い眠りとスッキリした朝を手に入れましょう🌙✨